2013/02/06

確定拠出年金と日本版ISAを利用した運用について

確定拠出年金(日本版401k)とは、年金資産を加入者が自分で運用し、その結果の損益に応じて年金額が決定される私的年金の一つです。掛け金が所得控除でき、運用益も非課税になるのが特徴です。自営業者など、厚生年金に加入していない場合、月額上限68,000円、サラリーマンの場合、加入しているのが厚生年金のみで、企業独自の加算年金がない場合は月額上限23,000円が所得控除になります。




また、2014年1月から証券優遇税制の延長期限終了に伴い、新たに日本版ISA(少額投資優遇制度)が導入される予定です。これは毎年100万円の投資額(最大500万円)に大して、5年間の配当金、譲渡益が非課税になります。(5年間の非課税期間が終了した後は、保有する金融商品を100万円を上限に翌年開設される新たなISA口座に移管することが出来ます。日本版ISAに関する詳しい説明はSBI証券の解説ページをご覧下さい。)


私は残念ながら確定拠出年金は利用出来ませんが、もし利用できる立場だったらという前提で、確定拠出年金と日本版ISAをどのように活用するか考えてみたいと思います。


まず仮の前提条件は、下記のとおりとします。
・アセットアロケーションは、国内債券20%、国内株式40%、先進国株式20%、新興国株式20%。
・毎月の積立額は15万円。年間180万円。
・サラリーマンで、確定拠出年金の掛け金は月額23,000円。

結論から書くと…
<確定拠出年金>
・新興国株式 23,000円
・小計 23,000円

<日本版ISA>
・国内株式 53,000円
・先進国株式 30,000円
・小計 83,000円

<自分で運用>
・国内債券 30,000円
・国内株式 7,000円
・新興国株式 7,000円
・小計 44,000円

・合計 150,000円

グラフにするとこんな感じです。


















まず考えたのは、日本版ISAの比率です。運用益非課税を活かすためには、期待リターンの高い資産クラスを割り当てるべきでしょう。そこで国内債券を外しました。

新興国株式を日本版ISAに入れてもいいかなと思いましたが、リスクが高い分、期待リターンは国内株式、先進国株式よりも高いと考えて、より非課税期間の長い確定拠出年金に割り当てました。

自分で運用する分については、期待リターンの低い国内債券、非課税枠を超えた分の国内株式、新興国株式としました。


各個人で、アセットアロケーション、毎月の積立額は違うでしょうが、考え方は概ね上記のような考え方でよいのではないでしょうか?また、確定拠出年金については、新興国株式のラインナップが無い場合もあると思いますが、その場合は先進国株式に割り当てるべきでしょう。通常、リテール向けの投資信託よりも信託報酬が低い場合が多いでしょうから。


以上、もし制度を利用するならということで、自分の考えを書いてみました。「自分だったら、こうする!」という意見があればコメントいただけると嬉しいです。

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