2012/02/04

リスク資産の組み合わせは一つだけで良い?

アセットアロケーション(資産配分)を決めるときには、「リスク拒否度」という数値が必要です。

あるリターンを得るために、どれほどのリスクを許容しうるかを示す尺度を「リスク許容度」といいますが、その逆数を「リスク拒否度」といいます。つまり、リスク拒否度が小さい場合は、リスクの大きいアセットアロケーションとなり、リスク拒否度が大きい場合は、リスクの小さいアセットアロケーションとなります。

今回はリスク拒否度を変化させた場合に、最適なアセットアロケーションはどのようになるかを検証してみようと思います。

前提条件は、前回検証と同様に下記のとおりとします。


その1.リスク拒否度=0.0067の場合


リスク資産100%のアセットアロケーションです。現在私が目標としている比率です。

その2.リスク拒否度=0.01の場合


国内債券の比率が約32%となりました。

その3.リスク拒否度=0.02の場合


国内債券の比率は約65%まで上がりました。

その4.リスク拒否度=0.03の場合


国内債券の比率は約76%となりました。かなり保守的なアセットアロケーションですね。


ここでそれぞれのアセットアロケーションの国内債券を除いた、リスク資産(株式クラス)の比率を見てみます。


なんと、それぞれ国内債券の比率が大きく違うアセットアロケーションでも、リスク資産(株式クラス)の比率はほぼ変わりませんでした。

つまり、リスク資産の組み合わせは国内株50%、先進国株25%、新興国株25%とし、あとは投資家の好みに合わせて国内債券でリスクを調整する、といった方法でも概ね問題ないということです。

今後、世界の株式市場の相関係数が現在以上に高まったり、国内株のリスクが上がり、外国株のリスクが下がるなどの環境変化があった場合は、最適なリスク資産の比率が変化する可能性がありますが、現状では上記のようなアセットアロケーションの決め方でも問題ないと考えています。

投資を始めたばかりの方に、少しでも参考になれば幸いです。

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